こんにちは。地域情報発信ライターのFUNEです!

今回は、飯田市上郷黒田にある「らぁめん髙橋」を訪ねました。

行列店? 休みが多い? そんな噂もチラホラ聞こえるらぁめん髙橋の一杯をなるべく確実にいただくコツ…そして知れば知るほど美味しくなる情報を添えてお届けします。

ラーメン好きの方にも納得していただける記事を目指しますよ。

■らぁめん髙橋ってどんなお店?

2021年11月12日のオープンから4年、週末には行列ができる人気店です。

店名はご店主・髙橋さんの姓に由来しています。

埼玉ご出身の髙橋さんは、かつて栃木県の佐野ラーメンの名店・日向屋で修行された経験を持つ方。本場の味を体得し、その味とプライドを背負って8年前に飯田に来られたのだそうです。

お店の外観。のれんがある日は営業中だ
お座敷席のほかに、テーブル席、カウンター席がある。お座敷席にはお子様用のいすも用意されている
カウンター席の奥にはピカピカの厨房も見える。清潔感の高さもらぁめん髙橋の魅力のひとつ

・佐野ラーメンとは

栃木県佐野市発祥のご当地ラーメン。青竹を生地にのせて職人が乗り、リズムよく踏む青竹打ちと呼ばれる製法で作る手打ち麺が特徴。コシがありながらやわらかい独特の食感と、鶏ガラや魚介を使った澄んだあっさりスープが調和する、やさしい味わいのラーメンです。

■ らぁめん髙橋のラーメンデータ

<麺> 中太ストレート、わずかにちぢれ気味(多加水/やわらかめ)
<スープ> 塩と醤油の中間・あっさり
<だし> 山系+海系など数種をブレンド(門外不出のため詳細は秘密!)
<具材> 大判薄切りチャーシュー、味メンマ、上郷産ねぎ

■ “香り”に取り憑かれる人が続出。毎日通う常連も

オープン当初から話題を集めてきた「らぁめん髙橋」。病みつきになって通い詰める常連も多く、今では毎日のスープの仕上がりの違いを楽しむ“通”までいるといいます。

「今日はちょっと鶏の味が弱めだね」

そんなコメントをもらうこともあるそうで、そのレベルはもはや“利きスープ”。

それほどに、同店のスープは繊細な奥深さを感じさせてくれます。実際、最初の一口で広がるのは“香り”の存在感。

さまざまなだしの風味が幾重にも重なり合い、思わず「割りばしの木の香りさえ邪魔に感じるほど」の香り高さが特徴です。

■ 朝7時から仕込む“黄金のスープ”

栃木県の名店から受け継いでいるスープの素材や配合は、店主いわく「自分の家族にも秘密厳守」というほどの門外不出レシピなんだとか。

最も気を遣うのは火加減。

「弱すぎても味が出ないし、強すぎるとにごるんです」と語る店主は、営業日の朝7時には店に入り、じっくり鍋と向き合いながら澄んだ黄金色のスープを仕上げる、とのこと。

店主の髙橋さん。仕込みの合間の厨房で撮影させていただきました。ありがとうございました!

■ 年配の常連にも愛される“やさしい一杯”

年配客が多いのも同店の特徴。スープを飲み干す人、「持って帰りたい」と実際に持ち帰った方もいらっしゃったんだそうです!?

他のラーメンに比べれば塩分は控えめだそうなので、「一杯くらいなら飲み干しても大丈夫かも?」しれません。※とはいえ、塩分摂取量にはお気を付けください!

輝くスープのファン層は幅広い

■ “飯田スタイル”へ寄り添う麺

どアップで撮影しているので、かなりの太麺に見えるが実際は中太ストレートのほんのり縮れ麺。つるっともちもち

麺はわずかに縮れた中太ストレート。

本来の佐野ラーメンは自家製麺が主流ですが、らぁめん髙橋では地元・吾妻製麺で「理想に近い麺」を特注しているといいます。

ほんのりやわらかめに茹で上げた多加水麺はつるりとした食感が魅力で、その口当たりのやさしさは“飯田スタイル”にしっくり寄り添っています。

さらに、しっかりと食べ応えのある麺量も飯田地域ならでは。店主は休日に市内のラーメン店を食べ歩き、「少しずつ自店のらぁめんを進化させている」と話します。

佐野ラーメンの魂を大切にしつつ、南信州の風土にもなじむように磨き上げられた一杯。栃木県にルーツを持ちながらも、いまでは“この地域の味”として愛される存在になっています。

■ とろける薄切りチャーシューなど具材

チャーシューは4年間継ぎ足してきた醤油ダレが熟成し、オープン当初よりおいしく仕上がっているんだとか。ぜひ味の違いを感じてみて

チャーシューは大判の薄切りタイプ。

麺を包んで食べてもよし、そのまま頬張ってもよし!とろける柔らかさが絶品です。

メンマは塩抜きを丁寧に行い臭みを極力抑えてから味入れ。同店のスープになじむ味と食感に仕上がっています。

ネギは上郷の農家から仕入れる新鮮なもの。

一つひとつの具材に、髙橋さんの“丁寧さ”がしっかりと滲みます。

■ 人気の餃子は「匂い控えめ」で食べやすい

お持ち帰りで楽しむ場合は、生餃子ではなく、焼いた状態のものを購入して持ち帰る。焼き具合も絶妙

らぁめん髙橋では、おおぶりの「餃子」も人気メニューのひとつ。

昼休憩に訪れるビジネスマンでも気兼ねなく食べられるよう、香りの強い具材を控えめにした独自の餡が使われています。

断面を見ると、キャベツがたっぷり使われているのが一目瞭然。野菜がしっかり入っているという“罪悪感のなさ”もうれしいポイントで、満腹になるまで気兼ねなくほおばれますよ。

持ち帰り用に注文する人も多く、Instagramのストーリーズではテイクアウト餃子の丁寧な案内も掲載。

気になる方は、ぜひ公式アカウントをチェックしてみてください。

@ramentakahashi

■ 行列必至の土曜日。狙い目は平日昼

行列店として知られる同店ですが、実は“行列なし”で食べられる時間帯もあります。

混雑しやすいのは、やはり土曜日。並ばずゆっくり味わいたい場合は、火・水・金の平日で、昼どきを少しずらした時間帯がおすすめです。

定休日は日曜・月曜・木曜の週3日と、休日が多い印象かもしれません。

しかし、その3日間の裏側は、仕込み作業がみっちり。ラーメンのだし・スープづくりから餃子の餡まで、店主が1人で納得いくまで準備に勤しんでおられます。

行列の理由も、休日の多さの理由も、すべては渾身の一杯のため。タイミングを合わせて、らぁめん髙橋の“香り立つ一杯”を味わってみてくださいね。

大きな看板が目印
お店の前のほか、道を挟んだ向かい側にも駐車場がある

<基本情報>
らぁ麺 高橋

住所:長野県飯田市上郷黒田2764-1
※Googleマップ

電話:0265-49-4075
営業時間:11:00〜14:00(LO)/14:30閉店
営業日:火・水・金・土
定休日:日・月・木

駐車場:あり
Instagram:@ramentakahashi

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからも飯田市・下伊那郡・上伊那郡の魅力を、少しずつ発信していきます。よろしければ、FUNEのプロフィールからフォローしていただけたらうれしいです。

※この記事の内容は 2025年12月時点 の情報です。営業時間やメニューなどは変更となる場合があります。